日本の大手ウイスキー製造会社「サントリー」。
その中でも生産の核となる工場「山崎蒸溜所」を訪れました。
大阪府と京都府の境、大阪府三島郡島本町山崎。
JR東海道本線の山崎駅から徒歩約10分の所にその工場はあります。

正面から工場を望む。

前に平野、背後に山々が連なるこの場所は、湿度が高く霧が発生しやすいのでウイスキー作りに適しているそうです。

大きな工場の建物。

玄関で出迎えてくれる、おおきなポットスチル。
こちらの工場見学は、有料の「山崎蒸溜所ツアー」(2016年1月現在1,000円)と、無料の「山崎ウイスキー館見学」があります。
ただし有料のツアーの方はほぼいつも満席。
僕たちもキャンセルが出たタイミングで、ネット予約をして何とか参加できました。
ガイドさんの説明を聞きながら、工場見学の開始です。
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原料のモルトを発酵させる部屋にある「仕込槽」。
工場内は発酵や色々な熱のためすごく暑い。

ウイスキー蒸溜所のメイン施設。
ずらりと並んだ「ポットスチル」。
山崎蒸溜所ではさまざまな形状や大きさの蒸溜釜を使い、モルト原酒が作られています。

蒸溜されたてのモルト原酒。
併設のテイスティングカウンター(有料)で試飲することができます。

樽に詰められた原酒は、薄暗い貯蔵庫で長い月日をかけて熟成されて行きます。

工場の裏にある小さな池。
すごく美しく透き通っていて、ウイスキー作りに使われている水の美味しさが想像できます。

工場見学が終わり、第二のお楽しみのテイスティング。
このコースでは簡単なセミナーが付き、美味しいハイボールの作り方なども教えていただけます。
同じツアー参加者のお隣さんたちと乾杯!
角瓶、山崎、白州、響をそれぞれ水割りやハイボールなどでテイスティングしてみました。
んー、どれも美味しい!!

山崎ウイスキー館内のウイスキー・ライブラリー。
原酒などが数千本並び、その琥珀色のボトルはウイスキー好きにとって癒し(?)の空間です。

こちらにもサントリーが扱うウイスキーがずらりと並んでいます。

テイスティングカウンター。
ここは1杯100円(15ml)から味わえるコーナー。
もしかしたらここが一番楽しかったかも。
左から響12年。響17年。透明なのが先程の原酒(ニューポット)です。
ニューポットは体験と言う意味では良かったのですが、まだまだ美味しく味わえるものではなかったかな・・・。
他にも高級なウイスキーも安くテイスティングできますし(と言ってもそれなりに高価ですが)、ここでしか飲めないものもあるので、無料のコースでここを楽しむのも良いかと思います。
やっぱり楽しいウイスキーの工場見学。
テイスティングという名目で、昼間から飲むのは楽しいものです。
詳しくはホームページを→山崎蒸溜所
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