
ショット・グラス : ウイスキー・グラスまたはストレート・グラスとも呼ばれる。
容量はシングル(30ml)とダブル(60ml)の2種類が一般的。
お酒を飲めるようになった頃から、ウイスキー(20歳台前半はバーボン・ウイスキー)を好んで飲んでいた僕は、洋画のシーンで俳優がショット・グラスに入ったウイスキーを、クッっと一口で飲み干し、グラスをカツッとテーブルに置いていたのを見て、かっこいいと思っていたものでした。
逆に言えば、そんなシーンがかっこ良かったから、ウイスキーに憧れて飲み出したのかも。(たぶん、こっちが本当の理由)
だからと言って普段ウイスキーを飲む時は、せいぜいオン・ザ・ロック。
余程美味しいか珍しい物が手に入るとショット・グラスでちびちびやってます。
そんな頃から旅先などで、自分へのお土産代わりに、素敵なグラスを見つけたら買うようになりました。
素敵と言っても、写真をご覧の通りハワイちっくな絵と「HAWAII」の文字が入っているだけですが・・・。
別に他のグラス、例えばワイン・グラスやタンブラーでも良いのだけれど、ショット・グラスは何しろ小さく、荷物としてかさ張らない。
デザインにしたって、大きなグラスに「HAWAII」よりも小さいグラスの方がかわいい(これはデザインによるかも)。
そして買い易いと言うのが一番でしょうか。
もちろん無地のグラスだって、世の中には高級で良いものがたくさんあるでしょう。
でも高価ではなくても、旅の途中で買ったそのグラスには、様々な思い出が寄り添っています。
夜のまったりした時間に、そのグラスにウイスキー(今では味覚が変わり、スコッチ・ウイスキーを好むようになった)を注ぎ、それを口に運ぶ時、ウイスキーの香りと共に旅の風景がよみがえってきます。
それが良いツマミとなり、ひと時の余韻に浸りながら小さく満足しています。
それが楽しくて、あともう一杯と続き夜も更けて行くのです。
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