
ウイスキーを語る上で外せないのが、日本の誇るシングルモルト・ウイスキーの「余市」です。
ニッカウヰスキーの余市蒸溜所で作られるそのウイスキーは、本場スコットランドのスコッチを差し置いて、僕の一番のお気に入りです。
以前にNHKで放映された連続テレビ小説「マッサン」の影響で、ウイスキーが売れたため原酒不足となり、10年や20年と言った年数表記のあるものが生産中止になってしまいました。
その時は色々と酒屋を巡ってみたのですが、すでに遅し。
ネットではプレミア価格になってしまっていたし・・・。
人気が出ることはいいことですが、手に入らなくなることは寂しい。
ましてや価格が上がったりするともっと辛い!

その後に発売されたのが、このノンエイジ物です。
味は相変わらず、力強さを感じさせます。
少しスモーキーで重厚。
そして相変わらず良い香り。
個性を生み出すのはピートや、北海道の気候風土でしょう。
創業者である竹鶴政孝氏が、この地にこだわった凄さが伝わってくるようです。
ウイスキーでは、ブレンデッドウイスキーよりシングルモルトの方が好みなのですが、如何せん日本のシングルモルトは値段が高い。
サントリーの「山崎」やニッカの「宮城峡」もそれなりに高価。
スコットランドのシングルモルトの方が安かったりする場合もありますから(もちろんこれも熟成年数によりますが)。
だから普段はスコッチいや、それも届かないので最近はシングルモルトを諦めて、ブラックニッカなどのお安めな物をいただいています。
これだって僕にとっては十分美味しい!
今、余市のボトルがありますが、飲む時は60mlくらいの量を、あらゆる感覚を総動員して味わっています。
その後、安価な焼酎にバトンタッチ。
素敵な音楽でも聴きながら、一日を心地良く終わらせるのに最適な飲み物の一つですね。
コメント