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ジン ”季の美 京都ドライジン”

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近頃は国産のクラフトジンが流行っていて、ジン好きとしては気になるものがたくさん。
そしてどれも、そこそこお高いのであります。
なので買う機会はなかったのですが、飲む機会があったのでご報告いたします。

京都発信のジン、「季の美 京都ドライジン」。

京都市内にある株式会社京都蒸溜所(旧社名:株式会社 Number One Drinks )。
ジン専門の蒸溜所です。
ボトルの美しい模様は、江戸時代から続く唐紙屋を継承する「KIRA KARACHO(雲母唐長)」が文様監修をしています。

ジンはジュニパーベリーの香りが特徴的なスピリッツ。
一般的にベースのスピリッツはトウモロコシや大麦麦芽などから作られますが、この「季の美」はお米から作る独特なもの。
そこにフレーバーとして、宇治茶の玉露、柚子、ヒノキ、山椒などのボタニカルをブレンド。
「和」のテイストに仕上げています。

評論家の人にとれば、たくさん語れそうなこのお酒。
残念ながら僕にはそんな文才もなく、ただただ美味しいと片付けてしまいそうで・・・。

ロンドンドライジンのようなイメージで飲むと、少し異なる口当たり。
少し甘みがあり、まろやかな味わい。
ブレンドされている素材が個々に主張することはなく、全体としてバランス良くまとまっています。
お茶が風味があるとか、直接的に素材を感じることはありませんが、京都伏見の名水を使うところから始まり、日本の素材を取り入れて「和」の雰囲気を作っています。

カクテルとしてジントニックで試しましたが、美味しいことに変わりはないのですが、ベースとして使うには少し違うような。
洋風に仕立てるのは合わないように感じます。
控えめな個性に気付くためにも、このジンはストレートもしくはロックで、ジンそのものを味わうのが一番美味しいように思います。
少しずつじっくり飲みたい1本です。

※当ブログの内容はhttp://fuga-bar.seesaa.net/より移行したものです。
現在、ブログの引っ越し作業中です。
まだ移行していない記事は、上記リンクよりご覧ください。

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