北陸新幹線が敦賀まで延伸され盛り上がる福井県。
僕が住んでいる関西からは近くて遠いような、遠くて近いような場所。
海の幸が美味しく、観光地もたくさんある福井県。
けれど知らないことも多かった。
蕎麦が有名(越前そば)。少し硬めで大根おろしと一緒に食べる絶品の蕎麦。
そして水ようかんが美味しいことも。
山も多く環境が良さそうなイメージがあるので、日本酒もさぞ良いのがあるのでしょう。
そして今回飲んだのが、福井県鯖江市にある加藤吉平商店の純米大吟醸”梵(ぼん)”。

原料米:兵庫県産山田錦
精米歩合:38%
アルコール度数:16度
純米大吟醸はどれもこれも完成形の美味しさで、逆に個性も僕のような素人が飲めばあまりわからないような。
ただ今回の”梵”は飲んだ瞬間、雑味が全くなく旨さのみが口の中に広がる印象です。
純米大吟醸でも他のものの中には、味に若干の苦味や強すぎる甘みがあるものもいくつかありますが、これはそれらがなく、美味しさしか感じられません。
フルーティーさを予感させる豊かな香りもいい。
今まで飲んだ中でもほぼトップの美味しさ。
もしかしたら福井県の日本酒は他も期待できるかもと思わせる逸品でした。
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