
国産メーカーではニッカ(NIKKA)が好きなのですが、そのニッカも現在はアサヒグループ。
アメリカの大手バーボンメーカーのビーム社(ジムビームやメーカーズマークで有名)も今やサントリーが買収。
アルコール業界も大変なようです。
さてさて今回はニッカウヰスキーの「The Blend(ザ・ブレンド)」。
ニッカのウィスキーは、国産の中では味がしっかりしていて、本場スコットランドのシングルモルトにも引けを取らない本格志向なものです。
もちろん他社のも美味しいのですが、日本的(?)な味わいで(もちろんそれも良いのですが)少し物足りない感じ。
ザ・ブレンドはその名の通り、モルトとグレーンのブレンデッド・ウィスキーです。
味の評価は色々とブログにもでているので、そちらに任せるとしましょう(僕にはボキャブラリーがないので美味しい!としか言えません)。
注目はこのボトル。
最小限のラベルが貼られた、クリアでスクエアなボトルがすごく魅力的。
そのシンプルさは無印良品的(もちろん良い意味で)。
大げさですが、ずっと眺めていても飽きない絶妙なバランス。
このデザインは、「株式会社日本デザインセンター」の手によるもの。
さすがしっかりと入念にデザインされている訳です。
ボトルやラベルから味も想像させる。
このザ・ブレンドの透明なボトルから見える琥珀色の液体は、見る者にその味を連想させ引きつけられる佇まいを持っているようです。
こう言うのも大いにアリです。
ボトルのデザインを裏切らない味があってこそ、成立する高度な技だと思います。
乾杯!
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